蓄電池に関する情報サイト
蓄電池や太陽光のメリットですが、もちろん自宅で電気を作れること、そしてそれを一定程度蓄えておくことができるのが最大のものです。
月々の明細を見て電気代の高さにため息をついている人は少なくないはずですが、蓄電池や太陽光発電システムの導入により劇的に状況が変わるかもしれません。
一方で、では非常に大きな利益が見込めるかというと、残念ながらそこまでの期待は禁物でしょう。
そもそも太陽の光というのは無料であり日が照っている限りはどこでも自由に得られるという利点があるものの、エネルギーの密度としては決して大きなものではありません。
野原の一面にパネルを敷き詰めるような商業的発電ではなく、家庭レベルで、自宅の屋根にパネルを載せる程度では発電量もたかが知れているからです。
しかしながら、お金の問題だけでなく、自然界のクリーンなエネルギーを利用しているという満足感とか、子供に対する教育効果などもメリットに含めて考えることは十分に可能でしょう。
太陽光発電では、同時に蓄電池を導入するケースも多く、それはもちろんメリットがあると考えられるからということになりますが、デメリットは全くないかというと決してそんなことはありません。
十分に検討して導入の是非を決めても遅くはないのです。
当然のことですが蓄電池には費用がかかります。
電気自動車のコストダウンを難しくしているのが電池だというのはもう常識のレベルになっているでしょうが、容量が大きくなればなるほど、電気代そのものとは比較にならないくらいのコストが電池にかかってしまいます。
そして、蓄電池は確かに繰り返し何度も充電と放電を行うことができますが、劣化していくことを忘れてはいけません。
少なくとも住宅の耐用年数ほどにも持つようなものではないのです。
また、蓄電池がなくても、余った電力はそのまま電力会社に売電できますし、足りない電力は別に電池に頼ることなく今までどおり普通に買えば問題なく使えるということもポイントになります。